リトのADHDブログ

発達障害(ADHD)について当事者の立場から色々書いていきます。

失敗経験だって無駄じゃない

おはようございます。

ここ数日、急に風の強い日が続くようになりました。

僕はいつもハットを被って外へ出かけるのですが、強風に何度も飛ばされその度に駆けずり回って拾いに行くのが恥ずかしいです・・・(汗)

 

ところで、この記事を読んで下さってるあなたには「誰かに自慢出来る事」ってありますか?

・特殊な資格を持っている。

・大会で優勝した経験がある。

・仕事で管理職に就いている。

・絵や漫画が描ける。

・料理を作れる。

・歌が上手い。

・実はYoutuber。

 

僕はハッキリ言って何もありません・・・

強いてあげるなら車の免許を持ってるくらい。ペーパーですが(笑)

 

冗談抜きで何にも無いんですよ。

学生時代の成績は真ん中よりちょい下くらいでしたし、部活などもこれといって打ち込んできませんでした。

一応社会人経験はあるとはいえ、今は失業保険を貰いながら親に養ってもらってる身です・・・

 

勉強嫌い。スポーツ苦手。友達少ない。仕事出来ない。

親にも上司にも怒られてばかりで、これまで失敗しては謝っての繰り返しの人生だった気がします。

その上ADHDなんていう障害まで持ってるわけですから、もうゼロどころかマイナスですよ、マイナス(笑)

 

でも僕はある時ふと思ったんです。

「失敗経験の数なら、ある意味みんなに自慢出来るほどあるぞ」って。

 

これまでは失敗経験なんて1秒でも早く記憶から消し去りたいと思ってました。

でも今はその経験の積み重ねにすごく助けられてます。

 

失敗経験という記憶の中のゴミを取り出して、少しのADHDの知識を混ぜて加工する。

すると、専門書にも載ってない、ただの失敗談でもない自分オリジナルの情報としてリサイクルする事が出来る。

 

僕がADHDについて継続的にツイート出来るのも、沢山の失敗経験があっての事なんです。

ゴミ同然だった記憶をリサイクルして精製した情報のおかげで、今まで何の取り柄も無かった僕のつぶやきやブログを見に来てくれる人がいる。

これって「誰かに自慢出来る事」になると思うんですよ。

 

良くも悪くも、人と違うって事はそれだけで自分の強みになりえる。

これはぜひ覚えておいてほしいです。

 

凹凸の激しいADHDの人は、特に人と違う面を沢山持っているはず。

今までコンプレックスでしかなかったことも、見方を変えれば違う側面が見えてくるかもしれません。

 

自分にしかないことをぜひ色々な角度で探してみて下さい。

 

今回は以上です。

また次回!