リトのADHDブログ

発達障害(ADHD)について当事者の立場から色々書いていきます。

ADHDを理解してもらう為に②

おはようございます。

今回は前回の記事の続きになります。

もう一度テーマをおさらいしておきますと、

 

ADHDはどうすれば

みんなに理解してもらえるか」

 

こちらについて、今回も考えていこうと思います。

 

まずはじめに、

あなたがADHDの症状を家族や友人に説明する時、

どのように伝えますか?

 

たぶん自分の普段の生活や仕事の中での困り事を

ADHDの症状と照らし合わせながら説明すると思います。

 

・「物を置いた場所をすぐ忘れる」

・「待ち合わせや出勤時間に遅刻する」

・「課題をつい先延ばしにしてゲームをしてしまう」

・「注意力が弱く、ぼーっとする事が多い」 etc・・・

 

これらの説明で、果たして相手にきちんと

ADHDの事をうまく伝える事が出来るでしょうか?

 

おそらくこの説明を聞いただけでは、

「あぁ、そういうのよくあるじゃん!

大丈夫だって、考えすぎだよ」

と言われる事がほとんどだと思います。

 

これは実際に僕も言われましたし、

Twitterでもこのような反応をされて悲しかったと

つぶやいている方を何人も見かけました。

 

ADHDの症状って

誰でも経験した事のあるもの

ばかりだし、それを障害のせいだと言う事自体が

やる気が無い、怠けてる事への

言い訳と捉えられてしまいがちです。

本人や同じ障害の当事者すら、それを言い訳だと

感じてしまう事が多いようですね。

 

ADHDの症状は個人差が大きく、当事者間でも

どこまでを症状と認めてどこからを怠けとするかで

口論に発展してしまうケースも見られます。

(僕もTwitterで当事者の方から、先延ばしを

障害のせいにするなと言われた事があります)

 

ADHDを持つ者同士ですらこのような状況では

一般的に理解してもらえるとは到底思えません。

 

もう一度テーマに戻りますが、

ではどうすれば

ADHDを理解してもらえるか?

 

その為には、

僕ら当事者一人一人が

自分をよく理解すること。

 

まずはここからではないでしょうか?

出来ない事、辛いと感じた事をそのままにしない。

 

なぜ出来ないのか?

どうして辛いと感じたのか?

問題の原因はどこにあったか?

一度自分をスクリーンの外から見るつもりで

冷静に自己分析してみて下さい。

 

そしてその時の事をメモに取るなり

ツイートするなりして記録に残しておく。

これ結構重要です!

 

後で読み返した時に

初めて原因に気付く事があるからです。

 

僕も仕事で辛かった事困った事

ツイートに残しておいたおかげで、

自分で見返して

改めて気付いた事が沢山ありました。

 

・自分を客観的に見る

     

・自己分析してみる

     

・余裕があれば勉強してみる

     

・そして相手を受け入れる

 

ここまで出来て

ようやくスタート地点かなと思います。

 

一個人が出来る事にはもちろん限界がありますが、

今はネットを使えば誰でも

日本中に情報を発信出来る時代。

 

僕も微力ながらこうして

ブログTwitterで毎日少しずつ

情報を発信して頑張っています!

僕らが動かないと、

周りも絶対に動いてくれません

 

「誰も分かってくれない。環境が悪い」

と悲観する前に、まず当事者が出来る事は何かを

みんなで考えて行きたいですね。

 

ちょっと説教くさくなっちゃったかも。

今回はこの辺で締めさせていただきます。

また次回!