リトのADHDブログ

発達障害(ADHD)について当事者の立場から色々書いていきます。

ADHDを理解してもらう為に①

おはようございます。

仕事の挨拶って昼でも夜でも何故か

「おはようございます」って言いますよね。

 

調べてみたら、どうやら歌舞伎の世界の挨から

広まったという説が有力らしいですが、

未だにこの挨拶の仕方には違和感があります・・・

 

たぶん「こんにちは」「こんばんは」には

敬語が無いから仕事で使われてないんじゃないか

という気がします。

「こんにちは」は上下関係の無い挨拶として

昼夜問わず使えるから良いとして、夜しか使えない

「こんばんは」って使い分ける必要はあるのかなぁ。

 

・・・・・・

すみません、つまらない事で

一人で考え込んでしまいました(笑)

 

さてさて今回の記事のテーマは、

 

ADHDはどうすれば

みんなに理解してもらえるか」

 

これについて考えていこうと思います。

 

今、NHK発達障害特集

ADHD当事者の間でも話題になってますよね。

この放送に関して、

Twitter賛否両論が起きてるのをよく見ます。

 

主な反対意見としては、

障害のせいで苦しい生活を送っている人達が

沢山いるのに、障害を持っているとはいえ

芸能人やギフテッド(生まれつき特別な才能を持った人)

のような一部の成功者ばかり取り上げて

視聴者に偏見を与えるのは良くないんじゃないか」

というものです。

 

確かに芸能人が「辛いです、困ってます」って

言っても、生活で苦しんでる当事者からしてみれば

「成功して沢山稼いでる分

俺らより良い思い出来てるじゃん!」

って思ってしまいますよね。

 

でも僕はどちらかというと、

NHKの取り上げ方には賛成です。

 

テレビで放送するからには、

まずは視聴者に見てもらわないと意味がありません。

ですが、生活で苦しんでる当事者達の声を聞いて

共感出来るのはたぶん同じ当事者だけです。

 

多くの一般視聴者はチャンネルを変えるか、

「そういう世界もあるんだ~」

程度にしか見てくれないでしょう。

 

僕も今でこそ、

ADHDの事をもっと知ってもらいたい」

とか偉そうな事を言ってますが

去年までそんな障害がある事すら知りませんでした。

 

家族でテレビを見ている時に、

たまたま障害者を取り上げた番組が放送されていても

「かわいそうだねぇ」と言いながら、

すぐにチャンネルを変えていました。

 

オリンピックは毎回見るし世間も盛り上がるのに、

パラリンピックはほとんど話題にも上がらない。

 

障害者に対する世間の関心って

当事者が思ってる以上に薄いと思います。

 

だからこそ、

まずは少しでも広く関心を持ってもらう為に

「世間的に名の知れた人達」

フィーチャーする事に

大きな意味があるのではないでしょうか?

 

実際ウチの母親も、僕がいくらADHDの悩みを

説明してもまともに聞いてくれなかったのに、

テレビで栗原類が同じような悩みを語った時は

僕に何度もその話を聞かせてきました。

 

もちろん、生き辛い思いをしている人達の

声を取り上げるのも必要な事だと思います。

 

ただ身内であってもなかなか

伝えるのが難しい障害ですから、

世間に耳を傾けてもらう為にも

健常者と障害者の橋渡し的な存在になれる人

その声を広く世に発信出来る術を持った人

僕らも応援していく事が、結果的に

周りの理解に繋がるのではないかと考えています。

 

 

まだもう少し書きたいのですが、

長くなってしまうので一旦区切らせていただきます。

中途半端に締めてしまってすみません!

 

また次回!