リトのADHDブログ

発達障害(ADHD)について当事者の立場から色々書いていきます。

ADHDと共に生きる

おはようございます。

最近、自分の将来について色々と考えるようになりました。

もちろん今までも将来について考えてこなかったわけではありません。

ただ、今までの考え方とは明らかに変わったなぁという自覚があります。

一番の変化は「前向きに考えられるようになった」ということ。

 

これまでは「将来=不安」でしかありませんでした。

・障害者として働く事を選んで本当にいいのか?

・クローズ就労してもADHDだとバレたらクビになるかも。

・貯金も無いし、この先食べて行ける自信がない。

・そもそも何の為に生きてるんだろう。

 

考えれば考えるほど、何の資格も無ければ人脈も無いカラッポの自分に対して自己嫌悪するばかり。

 

そもそも発達障害ってまず診断を受ける事を勧められて、その上で障害者手帳の取得や障害年金の申請をするところまでは何となく調べれば分かりますけど、その後の生き方ってよく分からなくないですか?

 

障害者雇用で働く事を選ぶにしても、身体障害者と比べて精神障害者は企業も取りたがらないとかよく耳にしますし。

入社したとしても、企業にどの程度の配慮をお願いしていいのかも良く分からない。

(遅刻、物忘れ、要領の悪さ、段取りが出来ないなど、配慮してもらいたい事なんて山ほどありますよね)

その上、何とか定着出来たとしても給与・昇給などの面ではあまり期待も出来ず・・・

 

発達障害は素晴らしい個性として発揮出来る!」と言われても、どこでどう発揮したらいいのかも良く分からない。

独立?起業?フリーランス?障害者就労よりよほどハードルが高そうです。

 

こうやって冷静に考えていくと、どう生きようとしても詰んでるんですよね。

最低限生きるだけなら何とかなるかもしれないけど、少なくとも明るい未来は無いよなぁ・・・って。

 

だから僕は開き直る事にしました。

どうせ詰んでるならやりたい事だけやる。やりたくない事はやらない。

障害者就労もクローズ就労も独立も、自分がやりたくないと思ってるうちは全部やらない。

 

仕事は?どうやって稼ぐの?

分からない。分からないけど、とりあえず今日を楽しく全力で生きてみる。

「アリとキリギリス」のキリギリスになって生きてみる。

冬が来たら蓄えの無いキリギリスは死んでしまうけど、現代の日本で蓄えが無くて死んだ人は見た事がありません。たぶんなんとかなります。

 

無理に自分を削って必死に生きなくても、ADHDと共に楽しく生きる方法はあるんだって事を必ず僕が証明してみせます。

 

ではまた次回!