リトのADHDブログ

発達障害(ADHD)について当事者の立場から色々書いていきます。

障害者手帳って必要?

おはようございます。

最近少しずつ体重が増えてきて危機を感じてます。

 

仕事を辞めて運動量が減ったのはもちろんですが、

ADHD治療薬のコンサータを飲まなくなって

食欲がアップしたのも原因かもしれません。

 

コンサータ副作用の強い薬である事は

前回の記事でも書きましたが、副作用の一つに

食欲不振があるみたいなんですね。

薬を飲んでる間はあまり変化は感じませんでしたが

飲まなくなって食べる量が増えたのは

気のせいではなさそうです。

 

一日ずっと家に籠って3食取る生活は

太るし健康にも悪いので、予定の無い日も

ほぼ外出して出来るだけ歩く事にしています。

 

携帯に入れてる万歩計アプリを見たら、

今日の成果は33000歩(約25km)でした。

ちなみに自己ベストは45000歩(約34km)です。

筋トレは大嫌いですが歩くのは大好き!

 

まあ前置きはこのくらいにしまして・・・

ここからが本題です。

今回の記事のテーマは、

 

障害者手帳」って何の役に立つの?

 

これについて、

実際に手帳を取得して利用している

僕の立場から色々書いていこうと思います。

 

障害者手帳とは

この記事を読んでいる方は障害者手帳とは何か

知っている方が大半だと思いますので、

軽く触れる程度にしておきます。

1から知りたい方は

詳細に書いてあるサイトが沢山あるので、

是非そちらを参照してみて下さい。

 

障害者手帳にはいくつか種類がありますが、

ADHDで取得できるのは

精神障害者保健福祉手帳」です。

文字数が多い・・・

 

自分に障害がある事を証明する為の証明書で、

国や民間企業が障害者に対して行っている

支援やサービスを利用する為に使用します。

 

 

・手帳の等級について

手帳には1~3級までの等級があって、

障害の重さによってランクが変わります。

ちなみに僕は一番等級の低い3級でした。

 

よく障害年金の等級とごっちゃに

考えてる人がいますが、全く別なのでご注意を。

手帳が3級だからといって年金も3級とは限りません。

 

「せっかく手帳を取っても

3級じゃ大して意味ないんじゃない?」

 

そんな事はありません。

よほど経済的に困窮していない限りは3級で十分です。

役所に置いてある障害福祉のあんない」

各手帳の等級ごとに受けられる

支援の一覧が載ってますので、

詳しく知りたい方はそちらをご覧下さい。

 

 

・支援の種類について

精神障害者手帳によって受けられる支援の数は、

1級=38種類

2級=29種類

3級=25種類

 

以上になります。

「えっこんなに支援が受けられるの!?」

って驚かれた方がいるかもしれません。

 

ただこれは、

「特定の条件が揃った時」に限って

受けられるサービス等も含まれているので、

実際はそれほど多くないと思います。

 

ただ条件さえ合えばNHKの受信料が減額されたり

携帯電話料金の割引が適用される事もあるので、

お金に関する事は

しっかり調べておくに越した事はありませんね。

 

 

・具体的なメリット

 

「で、実際のところ障害者手帳って必要あるの?」

 

少なくとも僕にとっては必要不可欠な物でした。

ハローワーク障害者雇用に応募する為には

まず障害者登録をしなければならないのですが、

これには障害者手帳「医師の意見書」

が必要になります。

 

ネットで調べてみると

手帳が無くても医師の意見書だけあれば

大丈夫なケースもあるそうですが、

少なくとも僕の地域のハローワーク

障害者登録する場合、この2つが無いと

ダメとはっきり言われました。

 

次に失業保険です。

普通の人は自己都合で会社を辞めた場合、

失業保険を申請しても貰えるのは3ヵ月後からで、

1年以上働いて90日分、10年以上で120日分です。

 

ところが障害者手帳があって

ADHDが理由で会社を辞めた場合、

「正当な理由のある自己都合」という扱いになり

3ヵ月待たずに失業保険が貰えます。

 

また給付日数も半年以上働けば150日分

一年以上でなんと300日分も貰う事が出来ます。

 

ADHDで仕事に悩んでいて退職したいけど

貯金も無いし次のアテも全くない・・・

そんな人は退職前に手帳を申請すべきだと思います。

 

僕はこれを自分で調べて、

なんとしても300日分の給付を受ける為に

すぐにでも辞めたい仕事を3ヵ月延長しました(笑)

 

 

・まとめ

障害者登録にしろ失業保険にしろ、

「障害者として」支援を受ける為には

手帳は必ず必要になると思います。

 

年齢確認の際に免許証の提示が

求められるのと同じように、

ADHDである事を証明するには

障害者手帳が無いと、

いくら口で説明しても駄目なのです。

 

ちなみに僕は今住んでる地域の役所の方でも

就労に関する支援を受けているのですが、

ここでも手帳の有無と等級について聞かれました。

 

役所の就労支援については

まだ受け始めたばかりですが、

そのうちブログでも取り上げたいと考えてます。

 

 

色々書いてみましたがこんなところでしょうか。

正直ネットの情報もアテにならない事が多く、

実際に各機関の窓口まで出向いても

間違った説明を受ける事もあるので、

僕もはっきりとした答えを言えない部分が多いです。

 

情報について間違ってる部分足りない部分

あったらごめんなさい。

 

今回は手帳の申請から交付までの流れまでは

触れませんでしたが、

需要があったらそっちも書こうかなと。

 

では以上で締めさせていただきます。

また次回!