リトのADHDブログ

発達障害(ADHD)について当事者の立場から色々書いていきます。

ADHDの専門書の選び方

少し遅くなってしまいましたが

明けましておめでとうございます。

2019年もtwitter共々よろしくお願い致します!

 

さて新年一発目の記事は、

ADHDの事をもっと知りたいけど

専門書ってどれを買えばいいの?」

こちらのテーマで書いていこうと思います。

 

メディアでも取り上げられる機会が

増えてきたからか、書店には

発達障害に関する本が意外と多く並んでます。

でもこういう本って結構高いんですよね・・・(笑)

僕の知る限りでは、安い物で1300円くらいで

高い物は7000円位します。

 

じゃあ一番高い本には一番良い事が

書いてあるのかっていうと全然そんな事は無くて、

きちんと自分に合った本を選ぶ必要があります。

 

ちなみに、ウチには今5冊の専門書がありますが、

ただやみくもに購入している訳ではありません。

一応自分なりの購入基準に基づいて選定しています。

 

今回の記事では、僕の購入基準を交えながら

自分に合った専門書をどう選べばいいのかを

考察していきますね。

※特定の本をオススメする内容ではありません。

 

1、まずは自分を知る

勘違いされやすいのですが、

発達障害ADHDではありません。

発達障害の中には、ASD(自閉症スペクトラム)や、

LD(学習障害)など様々なものがあります。

 

「自分はADHDなのに、購入した本には

ASDの事ばかり書いてあった」

なんて事にならないように気を付けましょう。

 

自分はどのタイプなのか。

そもそも自分には本当に障害があるのか?

診断がまだ済んでいないのであれば、

まずは本屋では無く病院に行くべきです!

 

2、ADHDの何を知りたいか

同じ障害を扱った専門書でも、切り口は様々です。

ADHDの知識の無い人向けの紹介本

ADHDの当事者へ向けた指南

ADHDを持つ人を支援する為のガイド

認知行動療法によるADHDの治療

ADHD当事者が語るエッセイ

 

ADHDに関する本は僕が思い付く限りでも

これだけの種類があります。

発達障害というくくりで見れば、

さらに種類は増えます。

 

今自分がADHDについて何を知りたいのか、

まずそれをはっきりさせましょう。

時間があれば、実際に書店に足を運んで

読み比べてみると良いです。

 

3、発行年月日を見る

発達障害の歴史はまだ浅くて、

アメリカの医学研究界で

発達障害を神経発達障害と改名したのが

まだたった6年前の事です。

研究によって、ここ数年間でも様々な事が

分かってきているのです。

 

なので、専門書も発行年月日の新しい物の方が

より最新の情報が手に入る可能性が高いです。

まあ、だからと言って新しい本に

書いてある事の方が正しいとは断言出来ないので、

あくまで参考程度に。

 

・・・こんなところでしょうか。

これは専門書にも書いてあった事なのですが、

1つの情報源が全てだと思って

鵜呑みにしない方がいいです。

 

テレビの情報、ネットの情報、専門書の情報、

当事者同士からの情報など、色々な情報を集めて

自分の症状に照らし合わせてみて

一番しっくり来るものを選んで下さい。

 

これは僕もtwitterで情報を発信する時に

気を付けている事で、専門書などで得た知識を

そのままつぶやくのでは無く、必ず自分の症状と

照らし合わせてつぶやくようにしています。

 

今回は以上になります。

これからADHDについて調べようと思った時に

少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。

また次回!