リトのADHDブログ

発達障害(ADHD)について当事者の立場から色々書いていきます。

ADHDの障害者就労を考える

おはようございます。

おかげさまでブログのアクセス数が

1000PVを達成しました。

ありがとうございます!

 

文章の書き方もろくに勉強しないまま勢いで始めた

このブログですが、こうして数字に反映されると

今後のモチベーションに繋がります。

これからもぼちぼち続けて行きますので

よろしくお願いします!

 

さて、今回の記事のテーマ

ADHDの就労はオープンにすべきかクローズにすべきか」

 

これについて考えていこうと思います。

 

※一応補足しておくと、「オープン」というのは

自分の障害を明かして障害者として就職する事で、

「クローズ」は自分の障害を隠してあくまで

一般人として就職する事を言います。

 

これはおそらくADHDの当事者が直面する

「最も大きな悩み」ではないでしょうか?

何を隠そう、この記事を書いている僕も

今まさにこの壁にぶち当たっているところです・・・

 

出来ることなら自分の障害を明かして

全て知ってもらった上で皆と仕事がしたい。

でも脳に障害があると分かっていながら

皆と同じ給料で採用してくれる会社は無い。

 

そもそも面接の段階で障害がある事を伝えたら、

大多数の会社はその時点で不採用を決めるでしょう。

 

収入面の安定を考えて一般枠で就職するか。

働きやすさを優先して障害者枠で就職するか。

 

ちなみに僕は今まで一般枠でしか仕事をした事がなく、

どの職場でもミスや要領の悪さに苦しんできたので

次の仕事は障害者枠の中から探すつもりでした。

障害者手帳を取得した一番の理由も、

ハローワーク障害者登録をする為です。

 

ところが現実は思った以上に厳しく、

障害者求人は条件を極力「こだわらない」

設定して仕事を検索しても

30~40件程度しかヒットしません。

同じ条件で一般枠で検索してみると

数万件もヒットするのに・・・

 

障害者雇用の説明を受けた時は

「今は障害者雇用も昔と大きく変わっていて

充分仕事を選べる時代になりましたよ」

 

なんて自信満々に言われたものだから

すっかり油断していました。

 

障害者雇用の大きなデメリットは、給料の低さより

選択肢そのものが圧倒的に少ない

ところにあります。

その中でそこそこ給料も良く正社員で雇ってくれる所を

探そうと思ったら、見つけるのは容易ではありません。

 

今僕は区役所の「自立支援事業」という

無料のサービスに登録していて、役所内の

ジョブスポット(ハローワークの出張版)と呼ばれる

場所で専属の相談員にADHDの特性を

考慮してもらった上で仕事を一緒に

探してもらっていますが、なかなか良い求人は

見つかっていないのが現状です。

 

このままでは埒が明かないからか、

先日ジョブスポットを訪問した時には

パートの仕事や一般枠の求人を強く勧められました。

 

相談員の方は「自分の短所が出にくい仕事を見つければ

クローズでもなんとかなる」と励ましてくれますが、

簡単な仕事ほどテキパキ仕事をこなす効率性

求められるのがまたADHDにとっては辛いところですね。

 

またADHDの特性の中に

「集中力が散漫になる」という

ものがありますが、これは単調な作業だったり

自分にとって興味の薄いものほど顕著に現れます。

 

つまり、ADHDにとって

給料の良い大変な仕事を選ぶのはキツいからと言って

工場のライン作業のような単純作業が向いているのかと

言えば必ずしもそうではないという事です。

 

これからまた若者の就労支援を行っている機関に

伺う事になっているので、そちらでもADHDの悩みを

相談しながらなんとか自分の将来を

前向きに考えていけたらと思っています。

良い情報が手に入りましたら、ブログTwitter

お知らせしますのでしばしお待ち下さい。

 

それでは今回はこの辺で締めさせていただきます。

また次回!