リトのADHDブログ

発達障害(ADHD)について当事者の立場から色々書いていきます。

幼少期の症状を振り返ってみる

おはようございます。

今2冊目のADHDの専門書を

読み始めているところなのですが、

こちらは成人よりも子供のADHD診療

スポットを当てた内容になっています。

 

なぜ今更子供のADHDについて

勉強しているのかと言うと、

自分の幼少時代の症状がどんなものだったか

改めて振り返りながら考察したいと思ったからです。

 

というわけで今回の記事のテーマは、

「自分の幼少期にどんな

症状があったか振り返ってみる」

 

という内容で書いていこうと思います。

 

最近になって「大人のADHDという言葉が

注目されるようになってきましたが、

勘違いしてはいけないのはADHDは大人になってから

発症する病気ではなく、生まれつきの精神の障害です。

 

病院では幼少期の頃にどんな症状があったかを

必ず聞かれます。

もしここで何も思い当たる節が無いと

ADHDの診断は下りません。

 

ちなみに僕は小さい頃から親に「要領が悪い」

言われ、周りから弟よりダメな兄貴」のレッテルを

貼られて馬鹿にされ続けてきました・・・

 

しかし改めて当時の自分を振り返ってみると

ADHD特有の要領の悪さとは別に、スポーツにおいて

極端に不器用であったというトラウマがありました。

 

特にボールなどの道具を使うスポーツ

どれも苦手で野球サッカードッジボールバスケ

テニスバレーボールなどあらゆる球技が

致命的にヘタクソでした。

 

身体測定でのハンドボール投げ

体の弱い女子と同程度しか記録を出せず、

毎年クラス中の失笑を買う始末・・・

ボーリングでは毎回ガーターを連発するので

かえって周りの空気を悪くしてしまう。

 

今までただの運動オンチだと思ってましたが

ADHDの専門書に書かれていた

「発達性協調運動障害」がこの極端な不器用さに

ズバリ当てはまっていたので、自分もひょっとして

この障害なんじゃないかと疑い始めています。

 

発達性協調運動障害とは

筋肉や神経に異常が無いにも関わらず、

ボールを蹴る」「字を書くといった

手先や身体全体を使った運動などが

致命的に不器用な障害で、

発達障害の1つに分類されています。

 

ハリーポッター役で知られるダニエル・ラドクリフ

この障害である事をカミングアウトしていて、

靴紐がうまく結べなかったり

字が綺麗に書けなかったりしたそうです。

 

僕はそれなりに字は綺麗に書けていましたが、

その代わり筆圧のコントロールが出来ず、

未だに親指の爪が人差し指の横の皮にめり込むほど

強い力で書かないとヒョロヒョロの

字になってしまいます・・・

 

それからもう1つ。

 

僕は小学生の頃、変な癖がありました。

目を見開いて渇き出したらパチパチしたり、

風邪でもないのに「ンンッ!ンッ!」と

喉を鳴らすのが何故か止められない。

 

こういった体を動かす癖を「チック症」または

「トゥレット症」と呼ぶそうです。

僕は大人になった今でも、特に意味も無く

身体の筋肉を突っ張る癖があります。

 

・チック症(トゥレット症)

チックショー!という某芸人のネタではありません!

これは無意識に身体の一部の筋肉を動かしてしまう事が

頻繁に起こる障害で、この「運動チック」の他に

音を立てる「音声チック」もあるようです。

 

石原慎太郎都知事ってテレビに出てる時、

不自然なほど瞬きしてましたよね。

あれはチック症の症状です。

ビートたけしがよくやっている首や肩を動かす癖も

チック症だと言われています。

僕の友達にも不自然に頭を振り出す奴がいます。

 

このチック症はADHDの症状の一つと考える

研究者もいるほどADHDと関係の深いものらしいです。

ADHDと関わりがあるとされる精神障害については

今後も知識として身に付け次第、こちらやTwitter

発信していこうと思ってますので、

その時はまたよろしくお願いします。

 

では今回はこの辺で締めさせていただきまね。

また次回!